佐藤想一郎です。


先日配信したメルマガ『ただ、ただ、書く。』は
いつも以上に返信をいただき、

「なんか書こうと思います!」

と宣言してくださった人もいました。


そこで今日は続編としてブログ記事を書きます。


ただ、今までに書く習慣をつけていなかった人は、
何を書こうか、迷うかもしれません。

「なんでもいい」んですが、
「なんでもいい」と言われると余計に書けない。笑


そうです、
書ける人は、書くテーマを自分で

「絞れる人」

なのです。


私がバーテンダーの頃の話です。

たまにこういうお客さんがいらっしゃいました。


お客さん
「カクテルください」


「何のカクテルを飲みますか?」

お客さん
「何でもいいです。お任せします」


これが一番困る!笑

のですが、最終的には1つに決めなくてはならないし、
もっと言うと、2杯目以降に何を出すか、という
ストーリーも考えなくてはなりません。


そこで、自分の中で、
いくつかのカクテルのカテゴリを用意しておきます。

「すっきり系」とか「〇〇リキュールを使った系」とか。


すると、どれにするか決めやすくなります。

たとえば、お客さんに「普段はどういった飲み物を飲みますか?」と聞いて、
そのお客さんの味覚の傾向を知り、
その上で、「じゃあ何々系で行こう!」と決めて、
あとは、細かいのは、バーにあるお酒だったり気温(季節)だったりで決めます。

こうして、大カテゴリから徐々に「絞り込んでいく」わけです。


文章を書くときも同じで、
ネタのカテゴリを知っておくか、
自分なりに用意しておくといいです。


たとえば、

・日記記事

・おすすめする記事

・まとめ記事

など。


練習におすすめなカテゴリ(お題)は、

《印象的な、過去の出来事》

です。

パッと思いついた過去の出来事を1つに絞り込んで、
難しいことを考えずに書いていきます。

(最初は非公開でも構いません。)


こうやって、自分が書く内容を

「勝手に絞っていいんだな」

と自分で自分に許可を出せるようになるのが、
最初の段階では大事です。


もちろん、読者さんのことを考えて〜とかも大事なんですが、
それはまた先の話であり、

「テーマが広がりすぎて何も書けないよりは、
自分からテーマを絞って書けた方がいい」

という話ですね。


まぁでも、テーマを絞っていたらシンプルで分かりやすい内容になります。

テーマが広がって、1記事に詰め込みすぎると、
読者は混乱してしまいます。

基本は1記事1テーマ。

あとはその1テーマを深めていく。


しかし書いてるうちに、また雑念が湧き、
思考が拡散して、手が止まりそうになります。

代表的なものは、
「こう思われたらどうしよう」
「自分より書くのがうまい人がいるんじゃないか」
「自分なんかが書いていいのだろうか」
「もっと色々書かないといけないんじゃないか」
などなど


そうした思考の表層にあるノイズに振り回されないよう、

呼吸を整え、

自分の深いところに降りて行って、

本心から書く。


波に飲まれるのではなく、
まるで海の底のような、穏やかな心のスペースから
言葉の原型となるイメージだけに意識を凝縮させて、
それを言語化していくのです。

すると、ある時、突然、
スラスラと文章が書けるようになります。


先ほどのカクテルの話で言えば、
「なんのカクテルでもいいなんて、無茶振りだ!」
と最初は思っても、

1つのカクテルに絞りこみ、
1つ1つのカクテルを作る動作
(例えばシェーカーを振る動き)にぎゅーっと意識を向けて
丁寧に作るしかありません。

その過程で、思考のおしゃべりが止まるのです。


つまり、

書き始める前は、テーマを絞り、

1記事は、1テーマに絞り、

書いている間は、書くことだけに意識を絞る。


「エネルギーの凝縮」こそが書く秘訣なのです。


もう一度、流れをまとめておきます。


まず、あらかじめ、
メモ帳などにテーマ(ネタ)をストックしておいて、
それを見るなりして、

「これだ!」

というテーマを1つ選びます。


深呼吸して、呼吸を整えます。

いつもより長めに、鼻から息を吸って、
口からゆっくりと吐いて・・・
を繰り返します。


その記事を書いている間は、そのテーマをイメージし続けます。

例えば、今読んでいるこの記事なら、
テーマは「凝縮」。


書いている時、余計な雑念が浮かんできたら、
「とにかく書くこと」
に意識を戻します。

そのうち、心の深いところと繋がって、
自然と言葉が出てくるようになります。


文章のテクニックは、知っていた方が良いですが、
それは「おまけ」みたいなもので、
基本的には書いてたら自然と上達すると思ってた方が良いです。

むしろ、あまりテクニックに囚われると、また思考が拡散していきます。笑

「こう書かなければならない」とか、
「自分の文章はダメなんじゃないか」とか
余計な方に気が散ってしまうのです。


これは文章以外にも言えます。

例えば、こういう人がいます。

「ビジネスで成功したいから、ビジネスセミナーに行こう!」

それは良いのですが、
途中から気が移って
目的がセミナーに行くことになってる・・・。


こうしたズレは、優先順位を忘れると起こります。


文章を書くことにおいて優先順位が高いのは、
やはり書くことです。

「書く時は、書く!」

ってことですね。


シンプルですが、忘れるといけないので、
何度も思い出したいことです。