内言葉と外言葉を一致させる

2019年10月22日

19日と20日は、講座「DIMENSION CODE」の第6回を開催しました。今回も講師の小田さんに色々な話をしていただきました。その中で「内言葉と外言葉を一致させよう」という話がありました。腹の中で思っている本心と、口から出す言葉にズレがある場合、その差分、エネルギー(意欲)が下がったり、人から無自覚でエネルギーを奪ってしまったりする、という話です。

たとえば、本当はやる気がないのに「やります!」と言った場合がそれです。内なる自分は「やだなあ」と思っているのに、外なる自分は「やらなきゃ!」と思っている状態。こうなると、そのギャップに内なる自分は苦しみます。

セミナーではこういった状態になりやすい「職業」が紹介されていました。その1つが「学校の先生」です。多くの学校の先生は若くして周りから「先生!」と呼ばれるようになります。だから「ちゃんとしなきゃ」と外なる自分は思うのですが、内なる自分は、まだまだ未成熟です。するとどうなるかというと、内(本来の自分)と外(表面上の自分)のギャップが大きくなり、結果的に変態的な行為に走ったりする人もいるそうです。

たしかに学校の先生がわいせつ行為で逮捕されるニュースは多い気がします(今はあまりニュースを見ませんが)。あれは、学校の先生だからニュースにしているのか、と思っていたのですが、小田さんによると、どうやらそうでもないようです。小田さんは校長先生が集まる会に出席する機会があるそうで、校長先生から「先生はちょっと変な人が多い」という話を聞くそうです。

学校の先生でなくとも、表面上「いい人」に見せなければならない、コンサルタントやコーチ、セラピストといった「先生業」の人も、内なる自分と外なる自分のギャップが大きくなりやすいといいます。

たとえば、SNSでは豊かな生活を演出しているけれど、「いいところだけ」を切り取って見せていて、本当は苦しんでいる人は多いと思いのではないでしょうか。最初は、それでも人がついてくるかもしれませんが、次第に自分自身が苦しくなってきます。

もちろん先生という職業は「なりやすい」というだけで、みんな外と内にズレがあるのは当然のことだと思います。

このように書いている私も、そういった面が大いにあると思いました。小学生の頃、あることが起こってショックを受けた私は、内なる自分にフタをしました。当時、内なる自分の声を聞いていたら、精神がおかしくなってしまいそうだからです。しかし、その結果、内なる自分の声をずっと無視して生きてきたと思います。

DIMENSION CODE第6回では、内言葉と外言葉を一致させる方法を小田さんから伝授してもらいました。ここでは基本だけ書くと、「まずは内なる自分(本音)の声を聞いてあげること」が大事だといいます。同情はしなくていいのですが、まずは意識を向けてあげて、理解・共感しようとすることです。

内なる自分を、説得しようとしたり、責めたり、無理に動かそうとしたりしてはいけません。小田さんは「協力を求めることが大事」と話されていました。当然、最初は協力に応じてくれないかもしれません。しかし、内なる自分に気をかけてあげて、抱きしめてあげているうちに、内なる自分と外なる自分の一体感が増してくるはずです。

余談ですが、「アファメーション」は、内なる自分と外なる自分が乖離している状態で使うと、よりギャップが拡大するという話も聞きました。たしかに、内言葉は「私は成功できない」と言っているのに、外言葉で「私は成功者です!」とか言ってたら、ギャップは大きくなると思います。その結果、たしかに成功はするかもしれませんが、後からギャップの大きさに苦しむことになるかもしれません。