自意識の断末魔

2019年10月17日

風が冷たくなってきました。自転車で坂道を下っていると、金木犀の香りがしました。

今日は、新しいメルマガ、ブログ用のプロフィール、DIMENSION CODEのメルマガを書きました。合計6,000字くらいです。メールやメッセージのチェックに時間がかかったので、改善予定。Skypeを使って、ニュージーランドに住んでいるDIMENSION CODEの参加者さんの相談に乗りました。日本時間14時から開始、ニュージーランドは18時くらいとのことでした。「こんにちは」と言ってくれたので、合わせてくれたのかなと思いました(自意識過剰かもしれません)。

相談内容は職場の上司との人間関係に関することでした。上司から心無い言葉をかけられ、イラッとして感情的になってしまった。自分でもどうしてこんなに感情的になってしまうのかわからない。今まではこんなことが無かったのに……。といった内容です。様々な視点からアドバイスはできると思いますが、ここでは「講座で学んで勉強しているのに、感情的になってしまった(しかも前はこんなことが無かった)」という前提に着目します。

実は、成長の過程で、このように感情が乱れる時期があります。成長しようと思うほど、自意識は縮小していくのですが、自意識が消える際、自意識が断末魔のように叫び始めるのです。「そんなことやったって無駄だ」「全部意味が無かったんだ」「自分は悪くない、あいつのせいだ」といった思考が湧いてきたり、自分を正当化しようとしたり、逃げ出そうと思ったり、自暴自棄になったりといったことが起こります。私も経験しますし、周りの人に起こるのを見たこともあります。

観察していると、この現象は特に「一気に成長する直前」で起こりやすいことが分かります。自意識からしてみれば「このまま成長してしまえば、僕は死んでしまう」という危機ですから、猛反発してきます。こういうとき、一時的にブルー(というかブラック?)な気持ちになるので、「もしかしたら全く成長してなかったんじゃないか」みたいな疑いが出てくるでしょう。本当は成長したからこそ、こういうことが起こっているのですが、その「疑い」に負けてしまうと、本当に成長が止まってしまいます。

それではどうしたらいいのか、というと、「それは本当の自分ではない!」と気づくことが大事だ、と教わったことがあります。本当の自分の声と自意識の叫びとを混同しないようにすべし、ということです。自意識の叫びとは、ネガティブな思考や感情のことです。その偽物の自分の心の声を、本当の自分の声だと勘違いしてしまうと、次第におかしな行動を取り始めます。こういった状態を「憑依されている」と表現する人もいます。自分ではない思考に取り憑かれているわけですから、適切な表現だと思います。

Skype通話では、他にも色々な話をしました。合計で1時間半くらい話したと思います。最後には、本来の自分を見失いそうになっていたことに気づいていただけたようでした。